実践女子大学・人間社会学部(2年)
本授業は、履修者それぞれの強みや資質を発見し、互いに特性を活かしたチーミング、多様なリーダーシップの発揮のあり方について学ぶためのプロジェクト学習(Project based learning)型授業です。
本授業は、大きく以下の2部構成となっています。
1年生向けゼミである「実践入門セミナー」標葉担当クラスの新入生23名のためのオンラインワークショップの企画・実施に取り組みました。なおCOVID-19感染拡大防止のため、本授業はZoomによる双方向型授業を中心に、適宜オンデマンド形式とを組み合わせた全編オンライン授業として実施しました。
授業のスケジュールは以下の通りです。(画像をクリック/タップすると全体をみることができます)
※これ以外に適宜、授業外でのグループ活動が発生しています。
架空の学生「悩み子」さんの悩みを解決する方法を1, 2年生がグループになってディスカッションしながら考えるオンラインワークショップ(90 min via Zoom)を企画・実施しました。
上記のオンラインワークショップ実施後、まずは履修生が自分たちの一連のプロジェクトを振り返りました。その後、その振り返り内容を元にこれから初めてPBLに挑戦する1年生向けのPBLガイドにまとめました。
本授業では「リーダーシップ」を、チームや組織で権限を持った一人のリーダーのみが発揮するものとしてではなく、「権限なきリーダーシップ」や「シェアド・リーダーシップ」などのように、チームをより良い成果に導くためにメンバーの誰もが様々な場面で発揮し合うものであるととらえています。
以下はそんな本授業を履修した学生の皆さんの声を一部抜粋したものです。
今までこのような活動の中では、積極的な子が主体となって進行や発言をして、そうじゃない子は決められた仕事をただこなすと感じていました。けれど、この授業を通して、必ず誰でも皆出来る事があり、行動をせず見つけられていないだけだと感じました。
率先してみんなを引っ張っていくのだけがリーダーでは無いと感じました。例えば友好関係を保つ人だったり、意見が出た時にまとめたり各メンバーに対しての声がけをしたりなど様々なリーダーシップの発揮のあり方があると感じました。
他にも、「本授業のプロジェクト活動&PBLガイド作成を通して、どのようなリーダーシップの発揮のあり方があると感じたか」についての学生の声をまとめると以下のような意見が出されました。